〜 命を守るための福祉運営 〜

 元海上保安官が考える、命を守るための福祉運営について記してみました。

1 事業所のリスクを知ろう
  事業所周辺のハザードマップは、把握されていますか?
  各自治体から公表されている地域防災計画を調べてみましょう。

2 初動対応はどうする?
  初動対応の成否は、BCP対応の全てを左右すると言っても過言ではないのではないでしょうか。
  そうゆう意味で、発災時に落ち着いて的確な指示が出せることが鍵となります。
(1)身の安全を守る
   利用者や職員の身の安全を守りましょう。
(2)避難経路の確保
   窓や入り口を開けましょう。
(3)怪我の有無の確認
   怪我がないか確認しましょう。
(4)建物の被害調査
   建物が余震に耐えうるか、可能な限り確認しましょう。

3 避難するときは
  避難するときは、どうするべきでしょうか。
  ・利用者、職員の人数の確認
  ・落下物に備えヘルメットの着用
  ・普段から上履きを使用していない事業所は、可能な限り靴を使用した避難の検討
  どこへ避難する?
  一般の避難所への避難が困難な利用者がいる場合は、車中避難も選択肢の一つでは?

4 利用者家族、職員の家族との連絡確保
  携帯電話が繋がりにくくなることが予想されます。
  利用者のご家族やグループホームとの連絡体制どうしますか?
  災害伝言ダイヤルの活用を検討していますか?
  一人暮らしの利用者などのために、事前にどのような対応を取るか、被災時の対応について
  予めご家族と確認しておくのは如何でしょうか。
  例:送迎は行わないので、事業所や避難所へ家族が迎えにくる。
    普段自主通所しているけど、災害時は事業所まで家族が迎えに行く。
    など