グリーフケアのため東京ビハーラへ参加してきました。

 浄土真宗では、「がん患者・家族語らいの会」として、東京ビハーラという会があります。これに参加するため、初めて築地本願寺へ行ってきました。
 ビハーラとは、「安らかな」「くつろぎ」「安住」「お寺」などの意味を持つサンスクリットで、「ホスピス」に代わる仏教語だそうです。

久しぶりの築地

 築地に行ったのは、何年振りでしょうかね。平成5年度、6年度は、前職海上保安庁の庁舎があったので、毎日通っていたのですがね。
 そうそう、あの地下鉄サリン事件の時も、築地庁舎へ通っていました。幸いにも通勤時間が犯行時間より後だったので、何事もありませんでしたが、あの日の晴海通りの異様な様子は今も記憶に残っています。
 行きは、開始時間に遅れてはいけないと思い、日比谷線の築地駅を利用しましたが、帰りはせっかくなので、元庁舎があった場所を経由して、以前通勤に使用していた東銀座駅から都営浅草線で帰りました。
 元の庁舎の後は、東京国税局の建物に変わっています。

「宿縁」と「宿業」と題した講演会からスタート

 まずは講演会から。 この「東京ビハーラ」の副会長による講演会から始まりました。正直、ちょっと難しかったですね。現代人の「業」(「ごう」と読みます。)の捉え方とは、、、とか、、、です。
 講演会終了後は、2班に別れて語り合いの時間です。自己紹介の後、悩みなどを語り合うのですが、やはり初めて参加した私の話しが一番ホットだったのでしょうか、最初に去年妻がわずか2週間で旅立った話しをさせていただきました。皆さん、興味深く聞いてくださったので、良かったかなと思いました。 そしてもう一人、私と同じく今回初めて参加された方のお話となりました。

次回は、ちゃんとお参りも

 毎月第2土曜日の午後に、東京ビハーラ語らいの会を開催しているようです。今回は時間が無かったので、お参りができませんでしたが、次回伺う時は、せっかくですので、築地本願寺でお参りをしてきたいと思います。