千葉県知的障害者福祉協会主催の「自立支援セミナー」に参加してきました。

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 昨日は、午後から千葉県教育会館で開催された、自立支援セミナーへ参加してきました。今回このセミナーは、息子がお世話になっている「ふる里学舎」の家族会からご案内があったもので、会場には私のような障がい者の親御さんや、障がい福祉サービス事業者の従業員の方たちが来ていました。

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テーマは、「齢を重ねて輝き続ける」でした。

 今回のこのセミナーのテーマは、齢(よわい)を重ねて輝き続けると題して、千葉県内の障がい福祉サービスを運営している法人の方2名の他、「親の終活勉強会 親の想いをつなげるために」と題して、成年後見を法人で運営されている方から発表がありました。この方々のお話の前に、千葉県知的障害者福祉協会の会長で、息子がお世話になっている入所施設の理事長の挨拶から始まりました。会長のお話では、やはりグループホームを経営していた「恵」グループの件、利用者の高齢化問題、そして強度行動障害のある障害者への対応についてお話がありました。やはりこの3つが今の障害福祉事業者の大きな課題なのでしょうね。

障がい福祉サービス事業者様のお話

 今回は、千葉県内で入所施設やグループホームを運営している法人様からのお話でした。 その中のお言葉で、「利用者さんの健康と安全と楽しい暮らし。」と「職員さんの働きやすさとやりがいのある職場」という言葉に感動しました。やはり利用者の親としては、このようなことを掲げる事業者へ託したいなぁと思いますね。 

法人による成年後見

 千葉県内の障害者入所施設にご子息が入所している親御さんたちが立ち上げた、法人による成年後見のお話でした。やはりこのような法人がないと、親亡き後のご子息のことをあれこれ考えると難しいですね。 特に私の息子の場合、兄弟もいませんし、私も一人っ子で兄弟がいませんから、誰にも頼ることができません。色々、今の制度で何ができるのかを、最近お付き合いのある司法書士の先生にも相談してみましたが、ある部分でどうにもならない状況になってしまいます。息子がお世話になっている「ふる里学舎」には親の会があります。親の会でも、過去に成年後見などに関して法人を設立する勉強会を実施したそうです。今回のお話を伺った後、他の家族の会のメンバーへ、もう一度法人立ち上げについて検討してみませんかとお話させていただきました。親亡き後も安心して障がい者が過ごせる環境を整えることができるといいのですがね。

ピアニスト辻井 伸行さんのお母様の講演

セミナーの後は、あの有名なピアニスト辻井 伸行さんのお母様の講演がありました。全盲でも普通に育てる。というお言葉がありましたが、妻も良く「障がいがあっても普通に接する。」と言っていたなぁと思い出しました。 でも、辻井さんは、すごい才能だったんですね。そしてお母様の行動力も凄いですね。

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