NHKプロジェクトX、海王丸の海難対応でしたね。
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NHKプロジェクトX、海洋丸海難で活躍した、海上保安庁のことが放送されていましたね。
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海王丸の海難
もう今から22年前の海難なんですね。2004年10月20日、台風のため富山伏木港沖で錨泊していた帆船海王丸は、強風のため走錨、そして近くの岸壁に乗りあげてしまったという事故でした。当時私は、第三管区海上保安本部の情報通信課で勤務していました。確かこの時、現場映像を衛星回線を使って海上保安庁本庁へ伝送するということで、第三管区羽田航空基地に配備されていた衛星伝送装置を現地富山へ搬送したんじゃなかったかな。そして、ニュース映像や現地から送信されてくる映像を見て驚いた記憶があります。
それともう一つ、この海王丸は実習船ですから、やはり乗組員の教官たちは実習生の安全を第一に考えて航海計画や実習カリキュラムを考えていたはずです。それは、私も海上保安学校の練習船の教官だったのでよく理解できます。そんな中、このような海難事故に遭遇したということは、本当に辛かっただろうなと思います。
久しぶりに感動しました。
現役時代もこの海王丸海難関係の報道は、何度か見たことがあります。でも当時は、「まぁいつもの通りだね」という感覚で見てました。だけど海上保安庁を退職し数年が経過した今、改めてこの海難の映像を見ると、何だか新鮮であるとともに、凄いなぁと改めて感動しました。海上保安庁の職員の中でも、ほんの一握りのひとしかなれない特殊救難隊、やっぱり凄いですね。こんな素晴らしい人たちと一緒に118番や遭難通報を受信する運用司令センター業務などを経験させていただきました。
運用司令センター勤務での思い出
私は、第三管区海上保安本部や海上保安庁本庁の運用司令センターというところで、勤務させていただいた経験がありまあす。その中で一番印象にあるのは、もう17年くらい前のことですが、第三管区海上保安本部の運用司令センターで班長として勤務していた時に経験した、急病人搬送事案があります。当時、班員の中に特殊救難隊経験者が1名、その他に第三管区海上保安本部の救難課というところに、特殊救難隊で救急救命士をやられていた方が1名おりました。第1報を受けた時、緊急性があるのかどうかちょっと迷ったのですが、この救急救命士の方から「この状況だと、脳梗塞の可能性がある。」と、アドバイスをしていただきました。そこからは、どうやって数百マイルも離れた洋上から短時間で陸上の病院へ搬送するかを、班員の特殊救難隊経験者を中心として検討しました。その結果翌日早朝病院へ搬送、無事救助することができたという事案がありました。この件は、当時広報もしていたはずです。
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