感染症等対策委員会のネタ

 昨日と一昨日は、顧問先事業者様へ「感染症等対策委員会」のサポートを実施しました。

まずは定例の確認事項から

いつもこの委員会では、定例の報告事項の確認から実施してもらいます。前回の委員会開催からの3ヶ月間で、利用者や職員の中で、感染症に罹患した人の有無の確認や、感染症対策資機材の在庫確認などです。
 これからの時期は、感染症よりは、食中毒が怖いですのでその注意喚起も併せて実施しています。

千葉県が発表しているウィークリーレポートの活用

 今回は、初めての試みとして、千葉県感染症情報センターが発表している「結核、感染症週報」を活用してみました。
 これを見れば、直近の感染症として、どのような感染症の罹患者が多いのかとか、コロナやインフルエンザの感染状況なども確認できます。
 これら資料を確認しながら、事業所の職員の皆様へ注意喚起を実施するというものです。今後、他の法人様事業所でも活用してみますかね。

今、デング熱が流行っているのご存知ですか

 先日、NHKのクローズアップ現代で、「スーパー耐性蚊」と題して、デング熱が世界的に流行していることが報道されていました。世界では、5月までで既に800万人以上が、デング熱に感染しているそうです。これは、去年の1年間の感染者数を既に大幅に上回っています。
 そして今、通常の殺虫剤では死なない蚊、「スーパー耐性蚊」もいるとか。
 ここ千葉県は、成田空港もありますし、外国から運ばれてくる荷物の混ざって、このような「スーパー耐性蚊」が入ってくる可能性も大きいですからね。 
 事業所によっては、外で作業をする場合もありますので、デング熱の予防策の一つとして、この報道番組でも取り上げられていた、虫除けスプレーやクリームを利用することをお勧めさせていただきました。
 そう言えば、前職の海上保安庁で勤務している時、感染症の初動対応マニュアルの作成をやった記憶がありますね。確か、デング熱もあったはずです。

委員会、訓練、研修やっていますか

 障害福祉サービス事業者の皆様、法定の委員会や訓練、研修実施していますか。 当事務所がサポートしている法人様は、これまで計画どおり法律の規定に従い、これら委員会や訓練、研修を実施しております。
 まぁ、皆さん意識も高いのでしょうか、本当に毎月このためにに予定を組んでいただき、しっかりと実施して下さっています。これにより利用者へ、安心、安全を提供できるようになりますしね。
 またグループホームにつきましては、地域連携推進会議もありますので、この会議の場においてこのような対応状況を関係者の皆様へお知らせすることにより、安心、安全を提供できることは勿論のこと、信頼も得ることができるのではないでしょうか。
 訓練、研修等の内容については、当事務所で全て企画立案します。まぁ、この辺は、前職海上保安庁勤務時代にも似たようなことやってましたからね。勿論、終了後は記録や議事録も当事務所で作成します。
 従いまして、事業所の職員の皆様は、この時間だけ、概ね30分程度ですが、耳を傾けていただきちょっと考えてもらうだけで済みます。
 これらの実施に苦慮している事業者様、是非一度ご相談して下さい。