千葉県長生村での事件、遂に判決が出ましたね。懲役3年執行猶予5年
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昨年千葉県長生村で発生した、父親が重度の知的障がいのある次男を殺害した事件。昨日、千葉地裁で判決が出ましたね。懲役3年、執行猶予5年、妥当だと思います。
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いくら望んでも十分支援を受けられない絶望的状況
NHKの報道によれば、今回の判決で裁判長は、被告なりに手を尽くし、いくら望んでも十分支援を受けられない絶望的状況、かなり追い詰められた状況で、被告だけ責めるのは酷というべき。ということでの判決だったようですね。妥当な判決だと私は思います。
神奈川県内で短期入所を利用
報道によれば、神奈川県内の障がい者施設で短期入所を利用していたようですね。グループホームも重度の障がい者を受け入れてくれるところは数多くあまりありませんからね。要するに障がい者を受け入れてくれる施設の絶対数が少ないのが問題です。そしてさらに、障がい者の高齢化とその親の高齢化、いわゆる50ー80問題ですね。たまたま私の息子は、重度の知的障がい者ですが入所できているというだけです。もし同じような状況だったら、同じ行動に出てしまった可能性も無いとは言えないような気がします。
入所施設の数を増やすべきでは、、、
厚労省では、入所施設に入所している障がい者の数を、2026年までに5%以上削減するという目標を定めているようです。まぁ、障がい者入所施設は、閉鎖的で社会との接点がないということなどで、地域で暮らすグループホームへの移行を進めているわけですね。しかしながら、地域にグループホームを作ろうとしても地域住民の反対運動にあったりするものですから、障がい者のグループホームの数も中々増えないですよね。ましてや重度の障がい者を受け入れてくれるグループホームとなると、さらに数が少なくなリます。厚労省の政策に反しますが、今入所施設を運営している法人で余力がある法人には、施設の増設などで受け入れ人数を増やしてもらうよう何か制度を改正しないと、今回のような事件は無くならないのではないでしょうか。
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