放課後等ディサービスの安全管理

 昨日のNHKニュースで、放課後等ディサービスでの行方不明について報道されていました。

5年間で339件にも

 NHKの報道によれば、放課後等ディサービスで行方不明になった子どもの数は、5年間で339件にもなるそうです。このうち3人の子どもは、川に転落し死亡したとのこと。NHKが調査したのは、人口が多い10の都道府県とその政令指定都市、中核市に情報公開請求を行い調査したようです。
 今後、事業所の安全対策がまた新たな問題となりそうですね。

障害の特性から思いがけない行動をとりますからね

 私の息子もそうでしたが、障害のある子ども達は、突然走り出したり、大声を出したりと、思いがけない行動をとりますからね。 私も何度となく危険回避のため、息子の動きを抑えたことがあります。何度も言い聞かせるのですが、これが中々難しいですからね。
 事業所の職員も、障害者の特性などは理解はしているのでしょうけど、中々対応できる職員の数の関係で難しい部分があるのでしょうね。 

事業所の報酬体系を見直す必要があるかも、、、、

 ニュースでも言っていましたが、報酬体系の見直しが必要なんでしょうね。今は、利用者、すなわち子どもの数で報酬が決まってしまいます。まぁ、何人預かるかで決める方式ですね。実際はこれに加えて、安全管理のために実際にサービスを提供する職員の数に応じて報酬を加算する形にしないと、安全体制を確保するのは中々難しいのではないでしょうか。
 職員の数を増やそうにも、賃金の関係で増やせない状況にある事業所もあるでしょうからね。
 それと、そもそも福祉職員の報酬の見直しも必要でしょうね。そうしないと職員も中々集まらないのではないでしょうか。難しい問題ですね。