6回目の月命日のお参り

 早かったのか、長かったのか、良くわからないけど、昨日6回目の月命日を迎えました。
 あっ、お供え下ろして食べなきゃね。

透過する

 昨日のお坊さんのご法話の中で、「透過すれば新たな世界が広がる。」というお言葉を頂きました。でも、その透過が上手く出来るかどうかが課題だと思います。
 分かりやすく言うと、トンネルを抜けるとでも言うのですかね。
 それともう一つ、
 「私が先になったら助かりません。阿弥陀如来が先になったら助かります。」と、ご法話を頂きました。こちらのお話は、少し難しいというか、自分はまだ阿弥陀如来が先になっていないなぁと思いました。

季節は移り変わるけど

 今から半年前の4月に妻は旅立ちました。当たり前ですが当時は春でした。家の中のタペストリーとかは、まだ春のままです。どうすれば良いのか、そしてどこに他の飾り物が収められているのか分からずそのままです。
 今季節は、秋を迎えて、巷ではハロウィンやクリスマスそしてお正月の準備を知らせるデコレーションが溢れていますが、家の中は時が止まっています。
 そのうち家の中の時も動かさないといけませんね。そうしないと、妻が悲しむかもね。

妻が喜ぶことをする

 最近ふと、妻が喜ぶであろうことをしようと、時々思うようになりました。それは、残された息子の面倒をしっかり見て、そして猫達の面倒もしっかり見て、家の中の時を動かし季節をちゃんと感じるようにする。そしてできれば将来、私のようにグリーフケアで悩んでいる人の手助けを私がすること。でしょうね。
 そして昨日の夜私にとっては、素敵な出会いがありました。近所の「居酒屋へちもん」でのこと、いつも通りちょっと一杯飲みに行ったら、初めてお会いする方がカウンターに。
 そしていつもどおりカウンター席で、見知らぬ方達とたわいも無い話をして、美味しい魚をいただいていたら、一人の方が私と同じようい50歳代のころ奥さんを亡くしたとか。
 お住まいも私の家の近く。そして誕生日も私と1日違い。と言うことで、お誕生会を12月にその居酒屋「へちもん」で開催することとなりました。
 これまでもここの居酒屋では、私と同じように奥さんを亡くした方2名と出会っています。
 不思議な居酒屋です。
 その方は、すでに「透過」していて今は日々楽しそうにしているようです。このような先輩で出会えたご縁に感謝です。 妻の働きかな。
 そしてその方を見ていると、確かに透過すれば新しい世界が広がるんでしょうね。そして透過できると信じて、これからも頑張って生きていかなければいけませんね。
 最後にその方と一緒に帰宅したのですが、別れる際「大丈夫だから、頑張って」と、励まされました。 まだまだ自信はありませんが、身近なところに目標ができた感じです。