熱中症対策

暑い日が続いていますので、最近は感染症関係の研修に併せ、熱中症の応急措置もお伝えしています。

熱中症になったことありますか

 事業所の職員さんへ、「熱中症になった経験のある方」と質問すると、殆どの職員さんは当然経験がありません。
 実は、私は8年くらい前の夏に経験があります。前職の海上保安庁で勤務しているときですが、船がドックに入った時のことでした。
 船は、通常海に浮かんでいるときは、冷暖房が使えます。しかし、ドックに入り水を抜くと船内の冷暖房装置は使えなくなります。代わりに造船所が準備してくれた簡易冷房装置や冬だと電気ストーブなどで対応します。
 ただこれも大きな船ですから、当然全ての部屋で利用できる訳ではなく、殆どの部屋が自然のままの環境にさらされます。 たまたま冷房のない部屋で事務作業をしたいた時のことでした。熱中症対策で、ペットボトルの水はこまめに飲んでいたのですが、湿気と暑さでどんどん汗が出てました。そのうち気分が悪くなり、一旦は冷房の聞いた陸上の部屋へ移ったのですが、一向に体調は戻りません。そうこうしているうちに、視界が狭くなったり、吐き気がしたりと、、、、、。なんとか食事に行こうと歩き始めたのですが、途中で倒れてしまいました。
 結局、病院へ行き点滴。 診断結果は熱中症。 やれやれでした。 水だけではダメなんだと改めてこと時知りました。

塩分も併せて取りましょう

 そんな訳で、熱中症予防のパンフレットにあるとおり、水のほか塩分も取りましょうと。 できればスポーツドリンクがいいのでしょうね。 私が熱中症になった時にお世話になった病院では、OS−1を勧められました。

水分補給を促さないと、、、

 知的障害者は、人によっては自分で水分補給をコントロールできない人もいますのでね。私の息子もそうです。こちらから水を飲みなさいと促さないと中々飲みません。また、飲む時は一気に全部飲んだりと、、、、。 息子の場合、少しづつ飲むことが苦手ですね。障害者の場合暑い場所で作業をするときは、周りの方から定期的に水分を摂るように促さないとダメな場合がありますからね。