海上保安庁航空機と日本航空機の衝突事故に関する報道がされていますね。ご冥福をお祈りします。
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今年1月2日に発生した海上保安庁の航空機と、日本航空機の衝突事故に関する報道が色々されていますね。運輸安全委員会から調査の途中経過が公表されたようですね。
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羽田航空基地では追悼式、私の教え子の名前も
23日には、第三管区海上保安本部羽田航空基地において、事故から1年を迎えるのを前に追悼式が行われたようですね。ニュースでは、亡くなれらた海上保安官の氏名も写し出されていましたが、その中に私の教え子の名前もありました。亡くなられた5人の海上保安官の中で一番若い職員です。
私は、平成27年4月から平成29年3月まで、京都府舞鶴市にある海上保安校の練習船みうらの、通信長兼教官として勤務しておりました。この時の情報通信科程の実習生の一人が、この事故で亡くなっております。私も直接実習や授業を受け持っていましたので、良く覚えております。真面目で、優秀な実習生でした。とても残念です。
予想はしていましたが、、、
そして昨日は、国の運輸安全委員会が調査の途中経過を公表されましたね。報道によれば、海上保安庁の航空機の機長が、管制官から滑走路手前までの走行の指示と離陸の順番を意味する「ナンバーワン」ということばを伝えられたとき、滑走路に入るよう言われたと思ったと話しているとか。 そして海上保安庁の航空機が滑走路に誤侵入したと報道されています。予想はしていましたが、海上保安庁の航空機の誤侵入という言葉が一人歩きしているようで残念です。この事故の要因としてはこの他に、管制官と日本航空機がともに海上保安庁機の動きを認識していなかったことも挙げられているのですが、、、、、。
このような事故が起きるときは、このようにいくつかのエラーが重なって発生するんだなと、改めて考えさせられた次第です。人は間違いを起こしますからね。また報道の中では、「事故の15秒前に、海上保安庁機が滑走路に進入したように画面上で見えた管制官が、担当の管制官に日本航空機の動きをスピーカーを通して問い合わせたものの意図が伝わらず海上保安庁機への対応は特段行われなかったこと」とあります。 この時に何らかの対応をとっていれば事故は防げたのではないかと思うと、残念でなりません。
二度とこのような事故が発生しないことを祈っております。
私も海上保安庁で勤務している時は、何度か危ない経験したことがあります。海上保安庁の現場の仕事は、何をやるにしても危険と隣り合わせの仕事ですからね。より一層安全管理を徹底し、二度とこのような悲しい事故が起きないことを祈っております。
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