令和6年度障害福祉サービス報酬改定について

 昨日、午後3時から厚生労働省の障害福祉報酬改定検討が開催されました。YouTubeでライブ配信されましたので、私も見ていましたが、昨日のブログで予想したとおり、BCPの策定に関することも論点となっていましたね。この他、処遇改善加算の一本化や、送迎の効率化などが論点となっていました。 私個人的には、施設入所支援の地域移行に関する論点に注目してしまいましたけど。

結構対応している事業者多いんですね

 BCPに関して配布された資料によれば、令和5年度改定検証調査によれば、業務継続計画(BCP)について「策定完了している」若しくは「策定中である」と回答した事業者の割合が、感染症で83.9%、自然災害で81.7%だったそうです。

BCPを策定していないと減算になるみたいです。

 予想どおり、「感染症若しくは自然災害のいずれか又は両方の業務継続計画が未策定の場合、基本報酬額を減産してはどうか。」と提案されていました。
 まぁ、救いは一定の経過措置を設ける観点から、令和8年度末までの間に限り、減算を適用しないとも。
 実施指導があると、必ず見られ、そして指導されるのでしょうね。

 加えて、業務継続計画の策定、研修の実施、訓練の実施等を継続的に把握し支援に繋げるため、毎年調査を行い都道府県等にも策定状況等を共有することとしてはどうか。
とも提案されていました。
 前述の減算の話も、このBCP等の行政との共有の話も、有識者の方々は誰も何も意見していませんでしたので、恐らくこのままの形で条文化されるのではないでしょうかね。
 まぁ、一般的にも、そして私のような利用者側の立場でも、安心、安全のためには悪い話じゃないですからね。

より一層しっかりとサポートしないといけませんね。

 既に、お付き合いをさせていただいている障害福祉サービス事業者様とは、BCP関連のサポートを始めております。事業者のクゥオリティを向上させ、そして利用者へ安心、安全を提供するためにも、私も全力でサポートしなければいけませんね。