実際に使えるBCPを目指して

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当事務所では、通所事業所のBCPの最大の課題はいかに安全に利用者を、ご家族等の元へ引き渡すことではないかと考えております。まぁ、これも私の息子が東日本大震災の時、当時息子が通所していたB型事業所の方の支援により、無事に帰宅することができたことの教訓に基づく考え方であります。そんな中、先日B型事業所のBCP研修を実施したところ、やはり利用者を具体的にどのような形でご家族やグループホームの職員へ引き渡すかについて、不透明であることが判明しました。そこでBCPの見直しを開始したところです。あっ、写真は、私が乗船勤務していた、海上保安庁の災害対応型巡視船「みうら」です。同型船の「いず」にも乗船していました。

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相談支援事業所のBCP机上訓練から得た知識

 先日、相談支援事業所とBCPの机上訓練を実施しました。相談支援事業所の場合、利用者宅へ訪問時に被災するという状況が考えられますので、その状況をロールプレイング方式で机上訓練を実施しました。その際その事業者様が、インシデントシートなどで災害時にどのような支援を希望するのかについて、あらかじめ確認しておく必要があると、おっしゃっていました。事業所様からも、色々教えていただけます。今回の件は、このことがきっかけとなりました。

B型事業所でも自主通所している事業所が結構あります。

 今回BCP研修を実施したB型事業所は、送迎を実施しておらず、利用者は徒歩や公共交通機関を使用して、自主通所しています。そうすると、徒歩で通所している利用者は、自分で帰宅することも可能です。一方で、公共の交通機関を利用している利用者は、恐らく帰宅することができなくなることが想定されます。その際にどう対応するのか、また徒歩で通所している利用者をそのまま帰宅させて本当に良いのか、について判断が付かないということに気が付きました。

利用者と職員の安心、安全のために

 この時思い出したのは、先日の相談支援事業所との机上訓練でのことです。 やはり事前に利用者に災害時にどう行動したいのかについて確認しておくことが必要だろうと、いうことになりました。
 そうしたところ、このB型事業所の管理者の方から、災害時の意向確認文書の案文が一昨日送付されました。すごく早い対応ですね。これについて当事務所で若干の修正を加え、昨日返送させていただきました。また、この意向確認文書の中に、当事務所で昨年から推奨している災害伝言ダイヤルのことも記載されていて、とても嬉しく思いました。 実地指導のためのBCPではなく、実践で「使える」BCPに徐々になっていますね。これで、利用者と職員さんの安心、安全が構築できるのではないでしょうか。

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