業務継続計画BCP、やはり関心が高いですね
新年早々から、顧問先事業者様のBCP作成に関して、ヒアリングを実施しました。
能登半島地震の教訓から学ぼう
まだまだ被災地の皆様は、厳しい状況が続いていますね。お見舞い申し上げます。
現在、障害福祉サービス事業者向けに、自然災害対応の業務継続計画(BCP)の作成サポートを実施しています。
その中でも細かな部分については、実際に事業者様から現状を聞きながら作成しております。
ただ厚労省が示しているマニュアルの内容が結構厳しいので、中々その内容に全て対応できる事業者様は少ないのが現状だと思います。
そんな中でも、やはり能登半島地震の影響でしょうか、少しでもできることはやろうという、防災に対する意識の高さが伝わってきます。
そうゆう意味でこの種サポートは、私にとっては前職海上保安庁での経験を活かせて、やはりやりがいのあるサポートだなと思うところです。
事業者様の現状に寄り添ったBCPを作成しないと、、、、
先程も記しましたが、厚労省が示しているマニュアルは、理想的な、そして大規模な施設を基準として書かれていると思われます。まぁ、このようなマニュアルは仕方ないですね。
たとえ一部マニュアルに即していない部分があったとしても事業者様には、災害に対する意識を持つことが大切では無いでしょうかと伝えています。そして、できる限り事業者様の事情に寄り添った形で、BCPを作成していければと考えています。
普段から問題意識を持つこと
そして普段のサービスから、どうしたら利用者の安全を確保できるのか。また、どうすれば、職員の安全を確保できるのかについて、一つでも職員の方々が意識すれば良いのではないかと思います。 普段考えていないことは、実際に起きた時は考えられませんし、できません。
前職ではよく「訓練で出来ないことは、アクチュアルでも出来ない。」とただき込まれてきました。
まさしくこのBCPに関することは、普段から意識すること、年に1回でもいいからしっかり考えることが重要だと思います。そして、これが本当の目的ではないかと思うところです。