また障害者施設で虐待があったのですね

 NHKニュースによれば、茨城県の障害者施設で虐待があったようですね。

障害者支線施設とグループホームで

 ニュースによれば、茨城県東海村にある、障害者支援施設とグループホームで不祥事があったとか。
 具体的には、障害者支援施設では、職員が利用者に暴力を振るったり、利用者の承諾を得ずに就労支援外作業に参加させたり、職員が利用者9人の預かり金からあわせておよそ250万円をだまし取ったりしたとか。
 また、グループホームでは、利用者から金銭を徴収し、理事長の所有する建物にヒノキ風呂を設置する費用に充てるなどをしたそうです。
 完全に犯罪行為ですね。

こんな事があるから厳しくなりますね

 こんな事があるので、虐待や身体拘束の規定の制定、研修などの規定ができたり、厳しくなったりするのですね。
 おまけにグループホームでも起こった見たいですね。 やはりグループホームは、生活空間、かつプライベート空間なので外から見えにくですし、閉鎖的となりますので、悪徳事業者であればなんでも出来てしまいますからね。
 このようなことから、今年度からグループホームでは、「地域連携推進会議」の設置規定が設けられたのですけどね。
 来年から義務化されるのですが、こんな事があるとこの「地域連携推進会議」を設置していない事業所は恐らく減算になるのではないでしょうかね。 
 

障害者の親として

 私の息子も障害者で、現在市原市にある「ふる里学舎」さんにお世話になっております。親からすれば、特に入所施設やグループホームは、当然安心して預けることができる事業所であることが絶対条件になります。
親亡き後もお願いする訳ですからね。このようなニュースを聞くたびに、本当に悔しくなります。なぜ、障害者や弱い者に対して、このような酷いことをするのでしょうかね。
 それと事業者が許可を取り消されると、利用者は行くところが無くなります。社会的責任を自覚して障害福祉サービス事業所の運営にあたってもらいたいですね。残念でなりません。
 グループホームは、ここ数年で事業者数も増え、その”質”が問題となっています。
 私のように障害を持つ子の親のためにも、信頼できる事業者だけにグループホームを運営してもらいたいですね。