BCP(自然災害)について感じること。

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 これまでいろんな事業所の、すでに作成されているBCP(自然災害)について内容確認などをやってきましたが、その中でどのような状況になったらBCP(自然災害)に記載されていることを活用するのかについて、明確に記しているものが無いなぁと思います。

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震度◯の地震でBCPの内容を実行するのか

 震度幾つの地震でBCPの内容を実行するのかについて、明確でないものが多いですね。せっかく時間をかけて作成するのですから、実際に発生したときに役立つものとした方が良いですよね。当事務所で確認や作成する場合は、前職海上保安庁時代の経験を活かし、地震については、震度5強以上の地震(これ以下でも、何らかの被害が発生した場合)が発生した場合にここに書かれていることを実行しましょうとお伝えしております。恐らく、震度5強以上の地震は発生した場合、自治体にも災害対策本部が設置されるはずですからね。ちなみに東日本大震災のとき、習志野市は、震度5強だったと記録されております。

水害はどのレベルで発動するのか

 まぁ地震は、大きな揺れがありますから、誰もがわかると思うのですが、問題は水害です。最近は、ゲリラ豪雨とか、線状降水帯とか、これまで無かった自然現象がありますからね。このような情報は、各市町村が運営している防災関係のメールやLINEによる通知で確認するしかないんでしょうね。一応、等事務所では、避難情報 警戒レベル3又は気象警報で洪水警報以上の予報が発せられた場合には、BCPに記載していることを発動しましょうとお伝えしております。また各自治体で運営している防災関係メールも登録しましょうとお伝えしております。

事業所周辺のハザードマップの確認

 以外とハザードマップをBCP(自然災害)へ記載していない事業所が多いですね。 事業所周辺の各種ハザードマップを確認して、どのようなリスクがあるのかをしっかりと把握することが大切だと思います。 当事務所では、BCP(自然災害)の研修においては、BCPに記載されているハザードマップを見ながら、まずは事業所周辺のリスクについて、確認してもらうようにしております。

避難について

 障がい者が、一般の避難所へ避難できると考えて作成されているBCPも良く見かけます。 ちなみにうちの息子の場合、避難所での生活は絶対に無理です。このような経験などを踏まえて、当事務所でBCPを作成する場合は、事業所建屋から避難した場合の避難場所として、車中避難も選択肢の一つにしてみては如何でしょうかと提案しております。家族等が迎えに来るまでの間や、福祉避難所が開設されるまでの間は、多分車中避難が無難ではないでしょうか。

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