人生最後の日にどんな気持ちになっていたいか
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先日、とあるYouTubeチャンネルで何気に選んだチャンネルで言っていた、「人生最後の日にどんな気持ちでいたいか」という言葉が頭に引っかかりあれこれ考えています。あるいは「癌になり余命宣告を受けた時」でも同じでしょうね。やるべきことを全てやって、「思い残すことなし」という状態でいたいですね。お盆のこの時期に考えるのも良いかと思っています。こんなこと考えるなんて、恐らく仏様の導きですね。
まずは息子のこと
人生最後の日にあれこれやり残したことがあると悔いが残るでしょうね。 そんな訳で私にとって一番の課題は、息子のことです。 自閉症で重度の知的障害者である息子が、私が居なくなった後、健やかに過ごせるために、これからやるべきことは何なのかをしっかりと考え、実行していかなければいけませんね。
突発的なことがない限り、妻が残してくれた2匹の猫達は私が看取ることができるでしょう。だけど息子を看取ることは不可能だと思いますからね。
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そして自分のこと
私には、一人息子が居ると言っても前述のとおり重度の知的障害者ですし、兄弟も居ません。 勿論、妻もすでに他界していますしね。いわゆる「お一人様」状態です。 一応、必須である遺言書の内容や死後事務委任契約の内容は、ほぼ確定しているのですが、これらを誰に託すかが課題です。 いわゆる遺言執行者や死後事務委任契約の契約者ですね。 来年のことだと分かっていれば、直ぐにでも何とかするのですが、普通に行けば20年後くらい先のことですからね。 中々決めかねているというのが現状です。今後は、人脈を増やしつつ、私のことや息子のことを託せる人が見つかるといいのですがね。
そして残りの人生で何をしたいのか
最後に残りの人生で、自分として何をしたいのかですね。 後悔しない人生最後の日を迎えるにあたり、何をこれからやっていけば良いのか。 社会貢献なのか、それとも趣味などに没頭することなのか。 まぁ、どっちも何とかしたいかな。
今回息子が帰省していて思うのですが、息子と過ごす時は、息子が喜ぶことをしてあげたいかなと。 美味しいもの食べさせてあげたり、野球を見に行ったり、そしていつの日か、乗り物が好きなので新幹線やフェリーを使って、家族全員のふるさとである北海道へ旅行したりできればいいなと考えたりします。 まだ、青函トンネル通ったことないですしね。
自分のことはというと、前職海上保安庁時代にお世話になった全国にいる同僚や先輩に会いに行ったり、はたまた単身赴任の際に、私をビックバンドのメンバーとして迎えて下さった音楽仲間とも再会したいなと。
後は、妻の遺影と一緒にこれまで勤務した、留萌、釧路、稚内、舞鶴、新潟、鹿児島、呉(研修でいただけだけど)、横浜(いつでも行けるかな)のほか、仕事で行った那覇、宮古島、門司のほか、夢のまた夢ですが、ヘルシンキやワシントンDCにも行ってみたいですね。ヘルシンキとワシントンDCは、前職海上保安庁時代に公用旅券を使って、外国出張で1週間ほど滞在していました。
東京ビハーラ「がん患者・家族語らいの会」通信
先日いつもお世話になっているお寺の住職が、浄土真宗で運営している東京ビハーラ「がん患者・家族語らいの会」通信を送ってきてくれています。 まぁ、私がグリーフケアの真っ只中にいるからですね。そしてその8月号にタイムリーにも、がんの告知のことや、緩和ケア病棟の記事が掲載されていました。
私も、もし余命宣告されたならば、しっかりと受け止めて緩和ケア病棟へ行き、その時を静かに待てるような精神状態となれるよう、残された人生の時間を過ごして行きたいですね。そういえば、この「がん患者・家族語らいの会」通信に以前、「人は、生きてきたように死んでいく」と書かれていました。 それは正にこの事なのかなと。
人生最後の日に悔いがないようにして、笑顔で妻の元へ行きたいなぁ。
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