障がいのある次男殺害の裁判が千葉地裁で始まりました。どんな判決となるのでしょうか
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一昨日、NHKテレビのニュースで放送されていましたが、以前このブログでも書いた、去年7月、千葉県長生村の自宅で障害のある44歳の次男を殺害した事件の裁判が始まりました。 同じく障がいのある子どもを持つ親としては、この記事を見るだけで、本当に辛かっただろうなぁと想像できます。
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強度行動障害があったのでしょうね
記事によれば、殺害された次男はテレビを投げたり、障子を剥がしたりしていたとあります。恐らく強度行動障害があったのではないかと思われます。 先日開催された、千葉県知的障害者福祉協会主催の自立支援セミナーの開会の挨拶で、この協会の会長であり、社会福祉法人佑啓会の里見理事長のお話にもありましたが、千葉県でも60人くらい強度行動障害のある方が、入所待機しているというお話がありました。中々、強度行動障害の利用者を支援してくれる障がい福祉施設が少ないんだなぁと改めて感じているところです。
入所からグループホームへと言うけれど、、、、
今厚労省は、入所施設から地域のグループホームへと言っています。でも、強度行動障害を支援してくれるグループホームは、どれくらいあるのでしょうか。 さらに地域で強度行動障害のある障がい者を支援してくれるグループホームを作るとなると、地域の反対もあるので難しいのではないでしょうか。このような悲しい事件を二度と起こさないためにも入所施設を増やし、強度行動障害のある方を家族ではなく専門的知識を持った福祉職員の方に支援してもらえる体制をもっと整備すべきではないでしょうか。
人材育成も課題
そして箱物を作るだけではなく、強度行動障害のある障がい者を支援できる人材を育成することも急務ではないかと思います。強度行動障害研修を終えた人材に関する処遇改善加算を設けたりするのも、人材確保には必要ではないでしょうかね。
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